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- 2024/05/02(木) 19:00:52|
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型式 | けいれん | 意識消失 | 特徴 |
強直間代発作(大発作) | ○ | ○ | 意識消失後,強直間代性痙攣を起こす |
欠神発作(小発作) | なし | ○ | 意識消失を主症状とする発作。けいれんは伴わない場合が多い(小児に多い) |
単純部分発作 (皮質焦点発作) |
○ (部分的) |
なし | 大脳皮質障害部位(焦点)に限定された筋のけいれんが起こる |
複雑部分発作 (精神運動発作) |
○ (部分的) |
なし (意識障害) |
意識障害を起こし情動障害,錯乱,幻覚等を起こす |
薬理作用 | ・神経へのNa+透過性の抑制 ・作用発現は遅い ・注射剤は,静脈内注射にのみ使用 ・抗不整脈作用も有する |
適応 | ・強直間代発作(大発作),精神運動発作(複雑部分発作),皮質焦点発作(単純部分 発作) |
無効 | ・欠神発作(小発作)は悪化させる,ミオクロニー発作 |
副作用 | ・歯肉肥厚,運動失調,眼球振とう,巨赤芽球性貧血 |
相互作用 | ・フェノバルビタール併用で代謝促進→作用減弱 (フェノバルビタールの薬物代謝酵素誘導作用に因る) |
薬理作用 | ・代謝され,一部フェノバルビタールになる ∴副作用を発生し易くなる恐れがあるのでフェノバルビタールとの併用注意 ・GABAA受容体亢進 |
適応 | ・強直間代発作(大発作),精神運動発作(複雑部分発作) |
無効 | ・欠神発作(小発作) |
副作用 | ・眠気,めまい |
薬理作用 | ・睡眠量以下で抗けいれん作用を示す ・肝ミクロソーム薬物代謝酵素を誘導する (フェニトイン,クマリン系抗凝血薬,ステロイドの代謝促進) |
適応 | ・強直間代発作(大発作),精神運動発作(複雑部分発作) |
無効 | ・欠神発作(小発作) |
副作用 | ・眠気,集中力・反応運動能力の低下 |
薬理作用 | ・Na+チャネルに対する抑制作用 ・鎮静作用 |
適応 | ・強直間代発作(大発作),精神運動発作(複雑部分発作) |
応用 | ・三叉神経痛,躁病,統合失調症(精神分裂病)の興奮状態 (作用機序不明) *歯痛,咽頭痛の治療には用いられない |
無効 | ・欠神発作(小発作) |
薬理作用 | ・重篤な副作用(骨髄障害,腎障害,催奇形性)のため使用減少 |
適応 | ・欠神発作(小発作) |
無効 | ・欠神発作以外のてんかん発作 ・強直間代発作(大発作)は悪化させる |
副作用 | ・骨髄障害,腎障害,催奇形性 |
薬理作用 | ・T電流(低閾値Ca2+電流)を抑制 →T電流減少 |
適応 | ・欠神発作(小発作)・・・第一選択薬 |
無効 | ・強直間代発作(大発作)・・・悪化 |
副作用 | ・SLE様症状,再生不良性貧血 |
薬理作用 | ・ベンゾジアゼピン系 ・ベンゾジアゼピン受容体活性化 |
適応 | ・殆どのてんかん発作 ・てんかん重責症*に静注で用いる *てんかん大発作が短時間内に反復して起こる状態のこと 放置すると死亡することがある |
薬理作用 | ・ベンゾジアゼピン系 ・ベンゾジアゼピン受容体活性化 |
適応 | ・殆どのてんかん発作 ・ミオクローヌス発作,欠神発作(小発作)に他薬と併用することが多い |
薬理作用 | ・GABAトランスアミナーゼ阻害作用により抑制性伝達物質GABA量を増加させる ・Na+チャネル遮断作用も有する ・広い抗痙攣スペクトルを有する ∴脳腫瘍や脳梗塞後遺症に因るけいれん発作にも応用される |
適応 | ・全てのてんかん ・特に,強直間代発作(大発作)が合併する欠神発作(小発作)の第一選択薬 |
副作用 | ・劇症肝炎等の重篤な肝障害,血液障害 |