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- 2024/05/17(金) 16:02:08|
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薬理作用 | ・肝臓においてビタミンKと拮抗 →VK依存性血液凝固因子のプロトロンビン(Ⅱ),Ⅶ,Ⅸ,Ⅹ因子の生合成阻害 ・生体内では有効であるが,試験管内では無効。遅効性 |
吸収・代謝 | ・消化管から吸収される(経口投与有効) ・肝薬物代謝酵素により水酸化を受け,作用は消失する ・主に肺,肝,腎臓に分布し,胎盤通過性もある(妊婦に禁忌) |
相互作用 | ・薬物代謝酵素誘導剤(フェノバルビタール等)を併用 →代謝亢進により,作用が減弱される(血栓の危険) ・タンパク結合性の高い薬物(フェニルブタゾン,サルファ剤,アスピリン等)を併用 →遊離型の血中喉が上昇し,作用が増強される(出血の危険性) ・ビタミンKを含む食品(納豆,クロレラ,ブロッコリー)により作用減弱 |
解毒剤 | ・ビタミンK(フィトナジオン,メナテトレノン) |
薬理作用 | ・トロンビンの活性部位と立体的に結合 →トロンビンを選択的に阻害 →フィブリン生成阻害作用,血小板凝集阻害作用,血管収縮抑制作用 ・アンチトロンビン非依存性に作用を発現 |
薬理作用 | ・タンパク分解酵素阻害薬 (膵臓の自己消化防止) ・合成抗トロンビン薬 ・アンチトロンビン非依存性にセリンプロテアーゼ活性を阻害し,血液凝固を抑制 |
適応 | ・播種性血管内凝固症候群(DIC),急性膵炎・慢性膵炎(の急性増悪時) |